長く使えるキャットタワーを作ろうと、3にゃん来たときに建設(笑)したキャットタワーです。
記事の最後にポイントを書いています。
2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。
記事キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。
2014年3月28日転載: 1年すぎて麻縄が痛んだのをメンテしました。その記事を下に転記しました。
2013年1月4日追記: その後(設置2ヵ月後)のねこ柱の利用状況をビデオに収録したものをアップしました。
VIDEO
ねこ用施設係です。
注文していた麻ロープが到着しました。苦労の末、のこりの支柱部分の巻きつけを完了しました。
ジャーん! 完成です。
いくつかの苦労したポイントと情報を説明します。(提供する情報は無保証です。実際の組み立て、設置は自己責任でお願いします)
2012年12月30日追記です。
その後の2ヶ月ほどの利用の結果を含め、ポイントをいくつか。
体重4Kg程度(将来もっと増える?)のねこ達が3匹同時に柱を駆け上ります。 この動きを支えるにはこの構造と大きさがないといけないでしょう。頑丈なつくりにして正解でした。
棚と棚の間隔はネットの情報を参考にしましたが、ちょうどよい程度(35cm)と思われます。降りるときには、棚から棚へ飛び降りています。 登るときには、柱に巻いてある麻ロープに爪を引っ掛けています。 12mm径のロープは太すぎるかと思いましたが、ねこを支えるにはこのサイズは最適のように感じます。
柱や棚には爪を引っ掛けられるマット、ロープは必須。 すべる木の生地はねこにも不安を与えます。マット、ロープをつけていなかった段階では、ねこ達は登りませんでした。
2012年12月30日追記ここまで。
1.2x4材を利用したので、加工の寸法が2種類になってしまいました。
2x4(ツーバイフォー)材は価格も安く、加工もしやすい手ごろな材料です。
今回は柱に2本の2x4材をねじで組合わせた形にしたので、柱の断面は正方形ではありません。
つまり、38mmx89mmの材料を2本あわせたので、あわせて76mmx89mmというサイズです。
この角材に対して、ねこ板を1段ごとに90度ずらした形で取り付けるため、板をはめ込む溝の囲う寸法は、柱側、ねこ板側も2種類の加工寸法となっています。
加工時に間違えないよう配慮する必要があります。
断面が正方形の木材を買ってくると、このような加工寸法の面倒くささはなくなりますが、値段はずいぶんと高くなるでしょう。
なお、2本の2X4材は65mm長さのコーススレッドねじで貼り合わせています。もちろん片方にはねじ取り付け位置に4.5mm径のドリルで穴を開けておきましょう。10本ほどで2本の2x4材を貼りあわせ固定しています。
設置場所にあわせた柱の長さに切りそろえたら最初にねじで2本を貼り合わせましょう。
2013年1月4日追記です。
使った材料をまとめてみました。
分類 名称 必要数 説明
メインの柱: ツーバイフォー8フィート(2.4m長さ) 2本 SPF材の安いもの。2本をねじで貼りあわせます 購入するとき、店で2枚を貼り合わせてみてそりがなくしっくりと合うものを選別しましょう。
棚板: 合板(20mm厚み260mmx425mm) 5枚 合板がよいかも。木目に沿って割れないため
麻ロープ: 12mm径麻ロープ約60m 1巻き 棚板と棚板の間の330mm長さの柱部分を巻くだけで約10m必要です
ねじ: コーススレッドねじ(65mm長さ) 約10本 このねじを使ってツーバイフォー2枚の柱を貼りあわせます
ねじ: 木ねじ(30mm長さ) 10本 棚板固定用、ホゾに棚板をはめ込んだあと、抜け落ちないようにこのねじで固定します
ねじ: 木ねじ(10mm長さ) 数本 下部固定用
くぎ: 細くぎ(20mm長さ) 60本ぐらい 麻ロープを柱に固定。カーペットを棚板に固定
プラ固定バンド: 固定用タイラップ(100mm長さ) 12本ぐらい 麻ロープ2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。の切り口のほつれ防止用
カーペット: 50cmx30cm程度のカーペット 棚板と同数 100円ショップで見つけましょう
アジャスタ: アジャスタ金具 1本 ホームセンターで見つけましょう
座金: 30mmx30mm、2mm厚程度の金属座金 1枚 ホームセンターで見つけます。アジャスタのナットが柱に食い込まないように支えます。
金具: 1mm厚程度の金属L字金具 4個 ホームセンターで見つけます。柱と下部アテ板とを固定します
アテ板: 10mm-20mm厚程度の木板 2枚 柱と床、アジャスタと梁の間に入れるアテ板です
ゴム板: 防振ごむ板 数個 ホームセンター、100円ショップで見つけます。アテ板が梁や床とずれないようにします。
そのほか、工具として、
ドリル(柱張り合わせ用木ねじ穴あけ、4.5mm径、アジャスタ金具用 10-12mm径)
ドライバ(ねじの数が多いので電動が楽、なくてもしっかりしたものがあれば、大丈夫)
とんかち(くぎを打ちます)
のこぎり(ねこ柱加工、棚板加工)
カッター(カーペット加工)
のみ(棚板、柱加工)
接着剤類は使っていません。なお別記事でも書いていますが麻ロープの価格が大半を占めます。高いですがしっかりしたものをつけることでねこ達が遊びやすくなると思います。
2013年1月4日追記ここまで。
以下、加工寸法の参考値です。 (2012/10/21修正:画像がサムネイル用で小さかったのでオリジナルの画像サイズにしました。)
柱の下部です。 柱の下から40cmの位置に一段目の板、そのあとは35cm刻みで板を配置しています。(子猫の場合、35cmは柱になにか爪を引っ掛けるものがあったほうが上りやすいです)40cmは椅子の座席の高さとほぼ同じですが、35cmに統一したほうがよいでしょう。 幸い柱のそばにソファーがあるので、そこから1段目を無視してねこ達は飛びついています。
ねこ板Aです。柱に取り付けるための溝寸法、位置がねこ板Bとは異なります。板厚みは20mmです。 板の材料はしっかりしたものを使いましょう。ねこの体重がかかったときに木目から割れる可能性もあります。合板のほうがよいかもしれません。
ねこ板Bです。柱に取り付けるための溝寸法、位置がねこ板Aとは異なります。板厚みは20mmです。 板の材料はしっかりしたものを使いましょう。ねこの体重がかかったときに木目から割れる可能性もあります。合板のほうがよいかもしれません。
板はたまたま、昔に使っていた棚板が余っていたので、それを半分に切って使っています。 新規に板を調達される場合は、自由な寸法にできます。 ねこ板(棚板)には滑り止めのマットを取り付けています。 こちらも参考にしてください。キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。">ねこ柱に麻ロープをまく
上記記事の一部をこちらにも転載しました。(2013年1月29日追加)
こちらはカラーマットです。
今回の例では カラーマットは数センチほど板より大きいので、柱と四隅の部分の余分を熱したカッターで切り取ります。(カッターで切っただけでは切り口の糸のほつれが大変です)でも、やけどしないように気をつけましょう。
カラーマットは余分の部分で板の周り(側面) を覆ってから、下の部分に巻き折 込んで釘で板の裏側で 適宜固定します。
長く使えるキャットタワーを作ろうと、3にゃん来たときに建設(笑)したキャットタワーです。
記事の最後にポイントを書いています。
マット写真その1
マット写真その2
(2013年1月29日追加おわり)
2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事
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キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。
アジャスタ金具について
梁の部分に突っ張り棒的に柱を固定する、重要な部品です。アジャスタという部品がホームセンターで売っていますので、これを利用しました。柱に穴(アジャスタボルトより若干太い穴) を開けてボルト部分を埋め込んでいます。 アジャスタ金具のナットが柱にめり込むのを防止するため、当て金を忘れずに入れましょう。
(2月3日追記:現物の写真を追加しました。)
キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換)はこちらです。2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事
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根元部分の加工ついて
根元の部分です。実際にはL金具を使わずに、2x4材を組み立てるための金具を流用してしまいましたが、寸法が少々大きかったので、L金具のほうがよいのでは?と思います。
しっかりと木ねじでベースの板に取り付けましょう。
床との間には滑り止めのシートが必須です。床板を傷つけないためにも有効でしょう。
(シリコンゴムがいいかもしれません、私は100
円ショップで手に入れた防振、落下防止用のポリウレタンゴムを使いましたが、比較的やわらかいので柱に回転方向の力を加えると若干振れます。これがベストかどうかわかりません)
(2月3日追記:現物の写真を追加しました。)
2.結構重いです。 設置にあたっては怪我をしないように慎重に。男1名でなんとか。という程度。2人がかりが安心。
柱、棚板をあわせると20Kg程度(想像)になっています。
ツッパリ棒方式で床と梁の間に柱を固定しています。 この方式の場合、梁と床の間にわずかな距離の変化(た2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。とえば地震とか、重たいもの(柱のそばに私の家族とか)が来るなど)でも柱がずれる可能性があります。 2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。
万が一のことを考え、柱が倒れないようにゴムを柱と床、梁との間にはさむ、倒れ防止ワイヤ設置、など安全対策には十分な配慮をしましょう。
このようなツッパリ棒式の柱の場合しっかりした梁と床(決してたわんだりしない)であることをあらかじめ確かめましょう。
石膏ボードなどの天井板と床の間に取り付けるのは地震などの際にツッパリの圧力が失われ倒壊の恐れがあり危険です。
(2012/10/21追記:棚板は柱の溝に組み合わせる形でスライドインさせていましたが、確実に固定するため、木ねじを隙間部分にねじ込み固定しました)下記写真を参考にしてください。
3.麻ロープの切り取った端面のほつれ止めには、固定ストラップを使いました。ほつれ止2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。めは必須です。 接着剤を使う方法もありますが、ねこ達の健康を考えストラップで固定しています。
(2012/10/21追記:棚板、麻ロープの固定方法について写真に説明を加えました。)
4.麻ロープの巻きつけは結構大変。一箇所約25回の巻きつけをやるときには覚悟が。。。
設置する前にロープを巻きつけるのがよいのか、どうかはわかりません。
設置後に巻きつけを行いましたが、40m分のロールになっているロープを柱の周りに巻きつけていくのは重労働です。
ロープに縒り(より)がかからないように、ロープのロールに軸を入れて、まっすぐ縒りがかからないように引き出しながら巻きつけます。
広い場長く使えるキャットタワーを作ろうと、3にゃん来たときに建設(笑)したキャットタワーです。
記事の最後にポイントを書いています。
長く使えるキャットタワーを作ろうと、3にゃん来たときに建設(笑)したキャットタワーです。
記事の最後にポイントを書いています。
所があれば、2人がかりで、1人がロールをもって、柱の周りを回り、もう1人が柱にロープを巻きつけていくのも方法でしょう。
私の場合は柱の周りにスペースがなかったので、柱にロープをずらしながら巻きつけていきました。
ロープに縒りがかからないための工夫の図 巻いたロープを糸巻き式に繰り出してよじれないようにします。
ロープを柱に巻きつけていく。(コイル全体を回転させていく。これが大変。)
ロープの末端部分や、途中には適宜、釘で固定していきます。
5.底板と床の間には滑り止めのシートを入れましょう。
先にも述べましたが、柱がずれたりすると倒壊の原因にもなるので柱がずれないような工夫を必ず実施してください。人がもたれかかったりすることは厳禁ですね。
6.図面のデータはsketchupで作成しています。データはここからダウンロードできます。
注意:安全には十分配慮してください。利用は、ご自分の責任で! 利用の結果生じた損害について、一切責任を負いません。
やったー、できたー!!
「その後の追記記事から転載です」
1年と少しを過ぎたところで、大人気だった場所の麻縄が切れてしまいました。
あまり麻縄を使わないところとブロックで交換しました。
2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事
キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。2017年11月:5年経過してボロボロになった麻ロープを一部交換しました。記事
キャットタワーのメンテナンス(麻ロープの交換) はこちらです。
2017年11月追記です。
キャットタワーも建設から5年たち、改めて眺めてみたときの感想です。
頑丈な作りにして本当に良かった。重かったけど。
木などの生地はむき出しにすると、ねこは滑るので怖がります。
設計には時間がかかりましたが、1段1段、板を90°回転させてずらして登りやすくしたのは当然ながら正解でした。
我が家の場合つっぱり方式で固定できましたが(天井側に頑丈な梁があったので)、他の場合は工夫が必要。
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キャットウォークへ拡張計画(その1)
キャットウォーク拡張実施しました(その1)
キャットウォーク延長(計画)(その2)
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ねこ柱完成!
ねこ柱にロープを巻く
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