さて、gstreamerによる撮影からストリーミングサーバへのデータ送り込み。
そしてストリーミングサーバ crtmpserverによる配信の体制が整いました。
あとは、サーバからの配信を受けとって映像化する、その他の処理が可能になります。
ここでは、まず配信されているビデオをWebページで再生する方法を解説します。
Webページで再生するためのツールはいくつかありますが、我が家ではFlowPlayerを使っています。
FlowPlayerはWebページで動画を再生するためのソフトウエアパッケージで、Webサーバの中に組み込んで利用します。
この例は最小限の構成でビデオを再生するためのコードです。
上記の例では、flowplayer本体、rtmpプラグインモジュールをFlowplayerサイトから利用する方式で書いていますが、実際には自前のサーバにダウンロードしてそこから提供するようにします。
netConnectionUrl: 'rtmp://rtmp_server/flvplayback' の行でcrtmpserverの動作しているサーバおよび設定ファイルで指定したアプリケーション名を記述します。
url: 'camera1' で、ビデオストリーム名を指定してやります。
ここを参考にしています。とてもたくさんの事例がデモとともに紹介されているので、勉強になります。
http://flash.flowplayer.org/plugins/streaming/rtmp.html
うまくいくと、こんな映像がっ!

指をだされるとつい。

ねこライブ配信システム 全体(その1)
ねこライブ配信システム gstreamerでカメラから転送(その2)
ねこライブ配信システム v4l-utilsでカメラ制御(その3)
ねこライブ配信システム crtmpserver配信の主役(その4)
ねこライブ配信システム WEBで動画再生FlowPlayer(その5)
ねこライブ配信システム 便利ツールffmpegの準備(その6)
ねこライブ配信システム ffmpegでサムネイル生成(その7)